香港在住者の気ままなブログ

日々の発見や気づきなどを備忘録として

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香港の所得税について②

 

さて所得税の計算方法についてですが、

これは色々なサイトで紹介されている通りですが、

もっと簡単に正確に計算できる香港政府公式サイトがありますのでご紹介します。

所得税をいくら支払うか心配な人の為に、事前に計算できるサイト)

これです。↓
www.gov.hk

 

私もこのサイトで事前に計算しておいて、参考にしました。

 

 

 

税金なんぞ 全て早く支払って スッキリしてしまいたかったのですが、

私の場合、

赴任して初めて払う所得税が結構な額でしたので、

全て一度に支払ってしまうと、手元にほとんど何も残らない...という感じで

海外で、銀行残高が不安では困る!という状況でした。

 

 

そんな時に見つけたのが、銀行でやっている税金支払用ローンです。

www.hsbc.com.hk

 

借りたい額、期間を入力するだけで金利が計算できます。

税金の支払通知によると延滞分は金利5%が付き、6カ月以上分については10%の金利が付いてしまいます。

それに比べ銀行から比較的安い金利でお金を調達するというのも一つの手になるかと思います。

多分、ニーズがたくさんあるのでしょう。香港人もきっとよく使っているのでしょう

 

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例えば、50,000香港ドルを12カ月借りる場合、金利は3.82%

支払は月々4,251.67香港ドルの均等払いです。香港政府の延滞金利と比べて安いですし、申込もHSBCのインターネットバンキングを契約していれば、オンライン上で簡単に申し込めます。

 

月々の返済額、返済期間は色々シミュレーション出来るので、便利です。

 

私の場合も、このローンを利用して税金を支払いました。

 

他には、香港のクレジットカードをお持ちの方でしたら、クレカ払いも可能です。ですがクレカを使ってもクレジットカード会社のポイントは確かつかなかった気がします。

 

香港の所得税について①

 

香港では、毎年1月、4月はSalaries Tax (所得税)支払の時期。

税金支払初年度は、2年分支払うので戸惑う方も多いかもしれません。

 

え?香港て税金安いんじゃないの?って思われる方もいるかもしれません。

私の答えは「そうそう割と安いのだが、それでも初年度は2年分支払わないといけないので結構キツイ」です。翌年以降も2年分支払い続けるのですが、予め翌年分として支払っておいた分との相殺となるので実質一年分を支払っていく格好になります。

 

1月、4月に支払う分というのは、例えば2019年1月、4月であれば

2017/2018の個人所得税+2018/2019の予定納税分(Provisional tax)、で計2年分です。

*香港の所得税は、4月〜翌年3月で1年分として計算します。

(2017/2018: 2017年4月〜2018年3月, 2018/2019: 2018年4月〜2019年3月)

*2017/2018分は、最終所得税額から30,000香港ドルの控除がありました。

控除額は年毎に変動します。多分議会の方で決めています。

予納分については、控除額が決まっていない関係で控除ゼロで支払うことになります。

 

 

30,000香港ドルって42万円(1香港ドル=14円としても)デカい!

2年分の納税額が結構な額になってしまうのは、こういう理由があるんですね。

(最終納税額からの控除は毎年必ず実施されるものではありませんが、実施される場合は後で還付されます) 

 

 

ただ、ほかにも所得額の控除策というのがあります。

例えば、MPF(年金)をやっている。

家賃を自分で(全額・一部)支払っている。

学費が掛かった。

結婚している。

子供がいる。

家族を養っている。

障がい者

などなど、詳しくはこちらに書かれています。


www.gov.hk

 

 

私の様に、MPFなし、独身、子無し、家賃会社補助ありで、所得税を支払うというのが

一番キツイのかな

 

 駐在員さんなど会社で個人所得税の負担をしてくれるところが実際多いと思うんですがね。会社の方針によりますね。(私の会社は残念ながら社員各自負担ですが...)

 

さて、香港政府からの税金支払通知には、

1月に75%、4月に残り25%と2回に分けて支払をするように書かれています。

(一度に支払いが出来るなら一括で支払ってもOKです。)

 

遅延はNGと厳しく書かれています。状況によっては相談(支払の分割)も可能とも。

延滞分は金利を上乗せで支払わなければなりません。その辺はシビアです。

 

 

 

次回に続きます。

 

香港での引っ越し(ガスの解約とデポジット返金)

今回はガス編です。

前回の投稿から随分時間が経ってしまいましたが、理由はガス会社からのデポジット返金小切手が中々届かなかったからです。

あまりにも遅いので一度催促の電話をしてしまいました。

解約の電話をしてから約1カ月と2週間程掛かっています。

電気、水道はもっとずっと早く届いたのに。

電気、水道と同様にガスも小切手付きの案内です。

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ガスも電話一本で解約手続きが可能です。

さて、この小切手ですが、何カ月有効かという記載すらありません。

但し、この小切手の発行日は、12月末。手元に届いたのが1/15

狭い香港、郵便物だって1日、2日あれば届くのが普通。

一体なにがあったのでしょうか?

 

 

結論としては、電気、ガス、水道の返金までの時間は、

1位 水道 解約の電話をしてから約10日後

2位 電気 解約の電話をしてから約11日後

3位 ガス 解約の電話をしてから約1カ月と2週間後

という結果になりました。

 

余りに返金まで時間が掛かるので、日本に永久帰国する場合などどうすればいいのでしょうか。

友達の家にこのお知らせが届くようにして、6カ月以内に銀行に持ち込んでもらうのが

良さそうです。仲の良い友達にしか頼めなそうです。(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

香港での引越(電力会社の解約とデポジット返金)

今回は電気編です。

昨日やっと電気代(デポジット)の返金小切手が届きました。

発送元はHSBCで香港の電力会社である「CLP POWER HONG KONG LIMITED」からの委託を受けて発送されたようです。

 

 

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水道と同じように小切手がついた書面です。6カ月有効も同じですね。

 

電気の解約も、CLPへ電話一本入れれば済みます。水道ほど音声ガイダンスは複雑ではないです。引っ越し後に旧アパートの分を今日で止めたい!というリクエストも可能でした。

 

一方、電気の開通については、これも電話一本で済みます。

(香港IDカード又はパスポート番号が必要)

但し、確か開通までに2営業日必要との事だったと思うので開通の場合はそこだけ注意が必要だと思います。

 

 ガスの返金はいつ頃でしょうか。

香港での引越(水道の解約とデポジット返金)

先日香港内で引越しを済ませ、ユーティリティ(水道、電気、ガス)の解約をしました。

気になっていたのは解約してから、小切手のリファンドまでどのくらい掛かるのか、参考になるウェブサイトが見つかりませんでしたので、私の例としまして、 今回はその事について書いてみたいと思います。

今回は水道編です

 

新居に引越後、

水道の解約は、Water Supplies Deparment(水道局)というところへ電話をするだけなのですが、音声ガイダンスで要件に応じて振り分けさせるシステムが相当面倒臭いです。

やっと辿りついた担当者さんからは、今日水道を止めるなら、水道メーターの予測数値を使う事になるけどいい?と聞かれました。水道を止める2週間前に連絡を連絡しておけばその日に水道メーターを確認しにきてくれたようです。私の場合は、仕方ない。まぁいいかと予測数値で了解しました。

この時に連絡先を聞かれるので、新居住所を連絡しておきました。

 

解約の電話してから5日後に、水道局から新居に最終請求書が届きました。

もちろん請求金額は0香港ドルで、開設時に支払っておいたデポジットからその分が差し引かれております。

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で、私の場合はデポジット400香港ドルから最終使用分(使用料予測値ベース)が差し引かれ、351.58香港ドルの返金という事らしいのですが、その分の小切手らしきものは封筒に入っていません。

 いつ届くのかなぁと思っていたら

 

その数日後にやっと返金分の小切手が届きました。

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一番したの部分が小切手になっており(本通知の日付から180日間有効)

これを銀行に持ち込めば、デポジット返金分の受領完了です。

私の場合は水道局へ解約の連絡を入れてから、8日後に受領でした。

一方で同日に解約しているガス、電気の返金は未だです。

日本へ帰国する場合なんかはどうしたらいいのかな。

 

仮に、日本の住所に送ってもらったって、小切手からの換金が出来ないだろうし。

帰国する際、香港の銀行口座を残しておき、

返金小切手を香港の友達に入金してもらうのが良さそうです。